DIGGIN' VOL.1


KEEP ON PUSHING!!


CURTIS MAYFIELD

BLACK MUSIC好きにこの名前を知らない人はいないでしょう。
多くのアーティストに影響を与え、亡き今も多くの人に愛されている彼。
もちろん私も彼を愛してやまないうちのひとり。
氷のように固まった心をじっくり溶かしてくれるような優しくあたたかく届くファルセットヴォイス。
そんな声とは反する血を沸かしてくれるような力強いメッセージ。
ワウワウしたギター〜・・・と挙げ出したらきりがない。
私たちを魅了し続ける彼・・・その魅力をじっくり味わってみてほしい。
 

彼のヒストリーをふりかってみると、シンガー、ソングライター、ギタリスト、アレンジャー、プロデューサー、レーベルオーナーの顔をもつ。
そんな彼を尊敬し、彼の音楽を愛し、カバーやサンプル(日本では山下達郎が”甘く危険な香り”で”STEPPIN'OUT”をサンプル)をするアーティストは数知れず。ICE-T、 CAMP LOなどのHIPHOPのアーティストや、ポールウェラー、レニークラヴィッツ、フィッシュボーンなどロックシーンを代表するアーティストが影響をうけた。
68年4月4日マーティンルーサーキング牧師が暗殺されて、指揮してくれる人物を失い、途方にくれそうになっていた黒人たちにキング牧師の精神を引き継ぎ”自分たちに誇りをもち前を向いていこう”といったメッセージを歌にするアーティストが増える。それは”ニューソウル”(モダンジャズとFUNKの要素を取り入れたストリングスの入ったハーモニーがゆったりした音楽)とよばれ、カーティスはマーウ゛ィンゲイ、ダニーハザウェイと並び70年代ニューソウルの立役者と呼ばれた。

 "KEEP ON PUSHING

彼の好きなこの言葉通り”目の前にたちはだかる石の壁もボク達の誇りで押しのけよう。押し続けるんだ”という彼のメッセージは、無理矢理ある方向に導こうというおせっかいではなく、力を誇示することなく聞き手の内側に眠ってる自主性を刺激し共振させると同時に傷を癒し多くの黒人の魂を奮い立たせた。
CURTISの作品に耳を傾けるということは当時のアメリカに、そして、BLACK MUSICシーンに何が起こってたかを知ることにつながる。byacky

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